インプラント臨床家のためのトリートメントガイドシリーズVol.6では、Vol.1での審美領域の単独歯欠損に続き、複数歯欠損に焦点を当てる。最新のコンセンサスに基づき、多くの場合コンプレックスとなるこれらの適応症における術前評価、治療計画、ならびに補綴処置の手順を臨床的な推奨事項とともに豊富な臨床ケースで解説する。
1章 イントロダクション
J.-G. Wittneben、H. P. Weber/(訳)勝山英明
2章 第3回・第4回ITIコンセンサス会議議事録ならびに文献レビュー:
審美領域における複数歯欠損
(訳)塩田 真、三田 稔
2.1 合意声明
2.1.1 2003年第3回ITIコンセンサス会議議事録
2.1.2 2008年第4回ITIコンセンサス会議議事録
2.2 文献レビュー
H. P. Weber、J.-G. Wittneben/(訳)塩田 真、三田 稔
2.2.1 一般事項と生物学的考慮事項
2.2.2 治療計画とリスク評価
2.2.3 外科手技
2.2.4 補綴手技
2.2.5 合併症
3章 術前評価と治療計画
H. P. Weber、J.-G. Wittneben/(訳)塩田 真、佐藤瑞希
3.1 イントロダクション
3.2 患者病歴
3.2.1 主訴と要望
3.2.2 社会歴と家族歴
3.2.3 歯科治療歴
3.2.4 モチベーションとコンプライアンス
3.2.5 習慣
3.2.6 一般病歴、服薬
3.3 局所の診察
3.3.1 口腔外
3.3.2 口腔内の一般的検査
3.3.3 初診時のX線検査
3.3.4 マウントされた診断用模型
3.3.5 インプラント特有の口腔内検査
3.3.6 要約
3.3.7 インプラント特有のX線検査
3.4 リスク評価
3.5 補綴計画の考慮
3.5.1 イントロダクション
3.5.2 診断用ワックスアップ
3.5.3 補綴的視点からのインプラントの選択
3.6 手術の計画
4章 審美領域における複数歯欠損に対する外科的考察および治療術式
S. Chen、D. Buser/(訳)黒嶋伸一郎、澤瀬 隆
4.1 イントロダクション
4.2 抜歯に伴う歯槽堤の変化
4.2.1 組織学的変化
4.2.2 歯槽堤の寸法変化
4.2.3 上顎前歯欠損部における軟組織の厚み
4.2.4 外科手術と審美性との関連
4.3 上顎前歯部複数歯欠損における外科術式
4.3.1 同時法および段階法
4.3.2 術前のX線診査
4.3.3 (特にスマイルラインに考慮した)審美的リスク評価
4.3.4 インプラント埋入時期
4.3.5 適正な三次元的インプラント埋入
4.3.6 インプラントの埋入本数
4.3.7 GBR法を用いたカントゥアオーグメンテーション
4.3.8 軟組織移植
4.4 結論
5章 補綴学的考察と治療術式
J.-G. Wittneben、H. P. Weber/(訳)黒嶋伸一郎、澤瀬 隆
5.1 審美領域における複数歯欠損領域への荷重プロトコール
5.2 暫間補綴
5.2.1 インプラント埋入前の暫間補綴
5.2.2 インプラント支持暫間補綴物と軟組織の管理
5.3 最終補綴物
5.3.1 セメント固定式かスクリュー固定式か
5.3.2 アバットメントの選択
5.3.3 治療術式
5.3.4 複数歯欠損領域におけるピンクセラミックの使用
5.4 咬合
6章 臨床ケース報告
6.1 ボーンレベルインプラントと単冠を用いた中切歯2本の補綴
U.C. Belser、D. Buser/(訳)北條正秋
6.2 ティッシュレベルインプラントと単冠を用いた中切歯2本の補綴
W. Martin、J. Ruskin/(訳)小川雅子
6.3 インプラント支持クラウンとカンチレバーによる上顎右側中・側切歯の補綴
B. Schmid、D. Buser/(訳)月岡庸之
6.4 ボーンレベルインプラント2本に支持されたブリッジによる中切歯2本と側切歯1本の補綴
R. Jung/(訳)岡田素平太
6.5 ティッシュレベルインプラント2本に支持されたブリッジによる中切歯2本と側切歯1本の補綴
D. Buser、C. Hart/(訳)高野清史
6.6 ボーンレベルインプラント2本に支持された固定性補綴物による4切歯の補綴
H. Katsuyama、M. Hojo、M. Ogawa/(訳)永田 瑞
6.7 ボーンレベルインプラントに支持された固定性補綴物を用いた5歯欠損補綴
D. Dragisic/(訳)新村昌弘
6.8 4本のボーンレベルインプラントに支持されたブリッジによる前歯6本の補綴
M. Mokti、G. Gallucci/(訳)中田光太郎
7章 合併症:原因、予防そして治療オプション
H. P. Weber、J.-G. Wittneben/(訳)船越栄次、柴戸和夏穂、石川悠子、
堀田慎一郎、武井宣暁、笹田雄也、高尾康祐、日高祥吾
7.1 合併症の原因
7.1.1 イントロダクション
7.1.2 論文で報告されている合併症のリスクファクター
7.2 合併症の予防
7.3 合併症の対策─臨床ケース報告
7.3.1 インプラント支持の固定性補綴物が術者可撤性でないことの影響
S. Scheuber、U. Br?gger
7.3.2 隣接したインプラント支持単冠のインプラント周囲感染の治療
L. Heitz-Mayfield
7.3.3 上顎前歯部のシリンダー型HAコーティングインプラントの失敗に対する、
ボーンレベルインプラントおよびスクリュー固定式補綴物による再治療
S. Keith、G. Conte
7.3.4 ティッシュレベルインプラントを用いた上顎右側側切歯および犬歯の補綴
W. Martin、J. Ruskin
7.3.5 インプラント失敗後に2本のナローネックインプラントを用いて固定性補綴物で4前歯を補綴した症例
U. C. Belser、D. Buser
8章 結論
J.-G. Wittneben、H. P. Weber/(訳)船越栄次、柴戸和夏穂、石川悠子、
堀田慎一郎、武井宣暁、笹田雄也、高尾康祐、日高祥吾
9章 参考文献
1章 イントロダクション
J.-G. Wittneben、H. P. Weber/(訳)勝山英明
2章 第3回・第4回ITIコンセンサス会議議事録ならびに文献レビュー:
審美領域における複数歯欠損
(訳)塩田 真、三田 稔
2.1 合意声明
2.1.1 2003年第3回ITIコンセンサス会議議事録
2.1.2 2008年第4回ITIコンセンサス会議議事録
2.2 文献レビュー
H. P. Weber、J.-G. Wittneben/(訳)塩田 真、三田 稔
2.2.1 一般事項と生物学的考慮事項
2.2.2 治療計画とリスク評価
2.2.3 外科手技
2.2.4 補綴手技
2.2.5 合併症
3章 術前評価と治療計画
H. P. Weber、J.-G. Wittneben/(訳)塩田 真、佐藤瑞希
3.1 イントロダクション
3.2 患者病歴
3.2.1 主訴と要望
3.2.2 社会歴と家族歴
3.2.3 歯科治療歴
3.2.4 モチベーションとコンプライアンス
3.2.5 習慣
3.2.6 一般病歴、服薬
3.3 局所の診察
3.3.1 口腔外
3.3.2 口腔内の一般的検査
3.3.3 初診時のX線検査
3.3.4 マウントされた診断用模型
3.3.5 インプラント特有の口腔内検査
3.3.6 要約
3.3.7 インプラント特有のX線検査
3.4 リスク評価
3.5 補綴計画の考慮
3.5.1 イントロダクション
3.5.2 診断用ワックスアップ
3.5.3 補綴的視点からのインプラントの選択
3.6 手術の計画
4章 審美領域における複数歯欠損に対する外科的考察および治療術式
S. Chen、D. Buser/(訳)黒嶋伸一郎、澤瀬 隆
4.1 イントロダクション
4.2 抜歯に伴う歯槽堤の変化
4.2.1 組織学的変化
4.2.2 歯槽堤の寸法変化
4.2.3 上顎前歯欠損部における軟組織の厚み
4.2.4 外科手術と審美性との関連
4.3 上顎前歯部複数歯欠損における外科術式
4.3.1 同時法および段階法
4.3.2 術前のX線診査
4.3.3 (特にスマイルラインに考慮した)審美的リスク評価
4.3.4 インプラント埋入時期
4.3.5 適正な三次元的インプラント埋入
4.3.6 インプラントの埋入本数
4.3.7 GBR法を用いたカントゥアオーグメンテーション
4.3.8 軟組織移植
4.4 結論
5章 補綴学的考察と治療術式
J.-G. Wittneben、H. P. Weber/(訳)黒嶋伸一郎、澤瀬 隆
5.1 審美領域における複数歯欠損領域への荷重プロトコール
5.2 暫間補綴
5.2.1 インプラント埋入前の暫間補綴
5.2.2 インプラント支持暫間補綴物と軟組織の管理
5.3 最終補綴物
5.3.1 セメント固定式かスクリュー固定式か
5.3.2 アバットメントの選択
5.3.3 治療術式
5.3.4 複数歯欠損領域におけるピンクセラミックの使用
5.4 咬合
6章 臨床ケース報告
6.1 ボーンレベルインプラントと単冠を用いた中切歯2本の補綴
U.C. Belser、D. Buser/(訳)北條正秋
6.2 ティッシュレベルインプラントと単冠を用いた中切歯2本の補綴
W. Martin、J. Ruskin/(訳)小川雅子
6.3 インプラント支持クラウンとカンチレバーによる上顎右側中・側切歯の補綴
B. Schmid、D. Buser/(訳)月岡庸之
6.4 ボーンレベルインプラント2本に支持されたブリッジによる中切歯2本と側切歯1本の補綴
R. Jung/(訳)岡田素平太
6.5 ティッシュレベルインプラント2本に支持されたブリッジによる中切歯2本と側切歯1本の補綴
D. Buser、C. Hart/(訳)高野清史
6.6 ボーンレベルインプラント2本に支持された固定性補綴物による4切歯の補綴
H. Katsuyama、M. Hojo、M. Ogawa/(訳)永田 瑞
6.7 ボーンレベルインプラントに支持された固定性補綴物を用いた5歯欠損補綴
D. Dragisic/(訳)新村昌弘
6.8 4本のボーンレベルインプラントに支持されたブリッジによる前歯6本の補綴
M. Mokti、G. Gallucci/(訳)中田光太郎
7章 合併症:原因、予防そして治療オプション
H. P. Weber、J.-G. Wittneben/(訳)船越栄次、柴戸和夏穂、石川悠子、
堀田慎一郎、武井宣暁、笹田雄也、高尾康祐、日高祥吾
7.1 合併症の原因
7.1.1 イントロダクション
7.1.2 論文で報告されている合併症のリスクファクター
7.2 合併症の予防
7.3 合併症の対策─臨床ケース報告
7.3.1 インプラント支持の固定性補綴物が術者可撤性でないことの影響
S. Scheuber、U. Br?gger
7.3.2 隣接したインプラント支持単冠のインプラント周囲感染の治療
L. Heitz-Mayfield
7.3.3 上顎前歯部のシリンダー型HAコーティングインプラントの失敗に対する、
ボーンレベルインプラントおよびスクリュー固定式補綴物による再治療
S. Keith、G. Conte
7.3.4 ティッシュレベルインプラントを用いた上顎右側側切歯および犬歯の補綴
W. Martin、J. Ruskin
7.3.5 インプラント失敗後に2本のナローネックインプラントを用いて固定性補綴物で4前歯を補綴した症例
U. C. Belser、D. Buser
8章 結論
J.-G. Wittneben、H. P. Weber/(訳)船越栄次、柴戸和夏穂、石川悠子、
堀田慎一郎、武井宣暁、笹田雄也、高尾康祐、日高祥吾
9章 参考文献
ITI Treatment Guide Volume 6 審美領域における複数歯欠損
-
著者
D. Wismeijer
S. Chen
D. Buser
黒江 敏史
勝山 英明
船越 栄次 -
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
280ページ
-
サイズ
A4判変型
-
ISBN
978-4781203256
-
価格
13,200円(税込)