かれこれ20年以上前に起こったインターネット革命を皮切りに、私たちの生活にはインターネットがなくてはならない存在になりました。
インターネット検索広告から始まり、バナー広告、アドネットワーク広告、スマホの登場によるアプリ広告、記事広告、動画広告など、様々な集客方法がインターネット上に溢れたのも、ここ20年のことであったと思います。
その中でも、やはり、一番最初に皆さんがインターネットに触れることになったであろう「GoogleやYahoo!で検索する」という行為は、圧倒的な不変性と、ユーザーニーズの顕在化があり、20年以上たった今でも、インターネット集客において最重要な手法となっています。
そこで本連載では、Google検索での上位表示施策(SEO/MEO = Search Engine Optimization/Map Engine Optimization)について、MEO対策約10年のGMO TECHが、そのポイントとノウハウをわかりやすく解説します。
第三回は、MEOの市場と実態、そして具体策について徹底解説します!!
1. そもそもMEOとは?
最近、「MEO」や「ローカルSEO」などという言葉を耳にすることはありませんか?
これらは、私たちが日常でよく使うGoogle検索や、Google Mapの上位に表示させるための対策のことを指しています。
「MEO」とは、Google Map上での上位表示対策の事を指し、「マップエンジン最適化」の英語名「Map Engine Optimization」の頭文字を取った言葉です。一方、自然検索結果で自社サイトの順位を上げる対策を「SEO」と言い、こちらは、検索エンジン最適化の英語名「Search Engine Optimization」の頭文字を取った言葉となっています。
実際に、Googleニュース検索で「MEO」と打つと500万件以上のニュースがヒットし、直近一週間でも多くの企業が様々なPRを発信するなど、多くの業種において非常に注目度が高い状況です。
MEO(Google Map上位対策)はあくまでSEO(自然検索上位対策)の一部にすぎません。MEOの基本的な考え方は、SEOが基準であり、SEO対策との親和性・相乗効果が非常に高い部分があります。そのため、MEOはローカルSEOなどとも表示されることがありますが、同義です。
現在、Googleで、「場所+〇〇」と自然検索をした際の表示画面は、Google Map 検索結果上位3つの店舗や企業が下図のように地図付きで目立つ表示がされる仕様になっています。
そもそも検索をしているユーザーの心理には「調べる」≒「知りたい・行きたい」が前提にあり、GoogleMapは、検索結果上位に「場所」「名前」「連絡先や行き方」「口コミ」情報など、一見で目立って表示され「知りたい・行きたい」ニーズに答えている箇所であるということです。
これらのように、代表的なキーワードで3位以内に表示をされると飛躍的にアクション数が望める箇所、それが今回お伝えする「MEO」または「ローカルSEO」と呼ばれる施策です。
参考:MEOとは?対策方法と上位表示のポイントを解説 | WEB集客ラボ byGMO(GMO TECH)
2. MEOが再注目を浴びている背景
GoogleMapの歴史は意外と浅く、約10年前の2011年頃から表示自体が始まりました。その後2014年頃から、近所のお店などが検索される行動などを、Google自体が “PRである” と仕様を強化し始め、2020年の今また再注目を浴びている状況になっています。
では、なぜMEO(ローカルSEO)が再注目を浴び始めたのでしょうか?その理由は、大きく4つに分けられます。
これら多くの要素が、同時多発的に起こり、世の中の一般的な方々への認知が再度高まってきていると見ています。
3. MEO市場分析
上記でも取り上げた通り、現在、多くのMEO関連の事業提供会社が、創業3年前後のスタートアップ・ベンチャー企業を中心に急速に増えています。そのため、HPを持つ事業体においてはあっちからもこっちからも話があり、「一体どこの会社が良いのかわからない!」状況の方もいらっしゃるかと思います。
余談となりますが、急増している会社にスタートアップ・ベンチャー企業が多いのは理由が明確で、参入障壁が低かった、ネット検索の集客会社の中での市場感がありました。
今からネット広告代理業を行っても、大手代理店にはなかなか敵わないし、小さい予算では広告媒体会社への支払いもあり、利益が出ない・・SEOは長く携わった基本的な知見とそれを裏付ける施策実績がなければ、できない・・。唯一残された分かりやすい、検索結果上位に表示が出せる場所がMEOであり、MEOの登録から、部分的な施策である、内部施策(Google Map内の情報最適化)は、調べればオーナー様自身でも、ある程度は充実させられるものなので、(調べる手間と入力作業などの工数はかかりますが、それを苦と思わなければ)、SEOの深い知見がなく(極端な話、素人でも)ある程度の施策と効果が実現できる部分だったので、多くのスタートアップ・ベンチャー企業が参入しやすかったのはあると見ています。
また、昨今では、ネット広告分野での最大手クラスの広告代理店も、MEOに参入はしてきている状況もあります。
4. MEOの価格帯とプラン
そんな多くの大小ネット集客会社が、MEOに参入している為、市場では様々な価格帯やプランが生まれています。ここで、MEO対策をする際に人気のある、一般的なケースをまとめます。
もし業者選びや施策に迷った時は、安かろう悪かろうではないですが、SEO(自然検索上位対策)にどれだけ長けているかを「聞く」もしくは「調べる」をオススメします。
5. どのような業者を選ぶべきか?
繰り返しになりますが、MEO(Google Map上位対策)はあくまでSEO(自然検索上位対策)の一部にすぎません。MEOの基本的な考え方は、SEOが基準であり、SEO対策との親和性・相乗効果が非常に高い部分があります。
そのため、SEO対策の歴史や実績がある上で、自然派生的にMEO対策を行っている業者であれば素人でも出来るような上辺の施策ではなく、SEO観点からの専門的な施策も含め、最終的には上位表示だけではなく、来院・来店までを視野に入れた対策を行ってくれる所が多いはずです。
その他には、実際にどの程度、上位表示を行う施策の幅を持っているか?
きちんとした会社では、順位チェックツールなどを提供している会社がほとんどですので、そのツールの利便性はどうか?
年間サポート体制はあるのか?専門のSEO関連のコンサルタントが存在しているか?来院イメージを高める、画像などビジュアル展開への実績はあるか?
この辺りを網羅できていて、最後は一番コストがかからない会社を選定されるのをオススメします!
全て解決できる、GMO TECHという会社があります!
GMO TECHは、2006年創業事業のSEOコンサルティングサービスを軸に、検索エンジンのアルゴリズム解析・検索経由での集客支援に関して国内有数の高度なナレッジを保有しています。
歯科の実績としても1,100以上の歯科医院を担当していますので、歯科医院のSEO/MEO対策は、GMO TECHにお任せください。
執筆者
2007年にGMOインターネットに入社後、2010年にはプレイングマネージャーとして、歴代月間最高売上を更新。新たなWebコンサルチームの発足を任されるなど、営業管理職を経て、2017年よりGMO TECHでの営業組織構築に参画。2019年には営業部長に就任。
現在は、MEO・SEO・検索連動型広告など一貫して検索集客をメインに、10年以上、小規模~大規模サイトの集客課題の解決に従事している。