9月26日、公益社団法人日本歯科医師会(会長:堀憲郎氏)が、WEB ムービー『シカ医のうた~その先にある笑顔を守りたい。~』を制作したと発表した。
日本歯科医師会は、学術的な研修プログラム等を通じて、歯科医師の支援を行なっている。
本WEBムービーでは、「歯・口の健康を支えることを通じて、人々の人生を支える」という歯科医師の活動を、これまでの日本歯科医師会のイメージにはない表現で描いていている。
WEB ムービーについて
「シカ」の被りものの意味
主人公の歯科医師はちょっぴり照れ屋。歯科医師は歯を支えることを通じて、人々の人生を支えます。歯科医師として「人々の笑顔を守りたい」という想いを直接伝えるのは照れてしまうので、一見シュールな「シカ」の被りものをかぶって、歌で表現しています。孫とおじいちゃん、少年やカップルたちをさりげなく見守り続けます(プレスリリースより抜粋)。
人々の歯や口の健康はもちろん、日本歯科医師会として歯科医師や未来の歯科医師たちをサポートしているという姿勢も表現しています。「シカ」の被りものを脱いだ後の診療シーンは、実際の歯科診療の現場で使われている器具や設備を使用しています(プレスリリースより抜粋)。
本編中の歌について
歯が健康でないと食べ物を美味しく食べられなかったり、スポーツなどで踏ん張る時に無意識に歯を食いしばっていたり、歯がきれいなことで笑顔にも自信が持てたり・・・。「歯や口」の健康は日常生活と深く関わっています。
歯科医師は、「歯や口」の健康を守ることで人々の充実した生活を支えています。そんな歯科医師の活動や想いを歌に込めています(プレスリリースより抜粋)。
動画概要
・動画タイトル:『シカ医のうた~その先にある笑顔を守りたい。~』 (3 分03 秒)
・公開日:平成29 年9 月26 日(火)
・URL: https://www.jda.or.jp/shikainouta/ (日本歯科医師会 公式WEB サイト内)
・プレスリリース:https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201709266079/ (共同通信)
日本歯科界への示唆
日本の歯科医療は、人口構造・疾病構造の変化とともに、テクノロジーの進歩や人材不足の時代を迎え、大きな変革期に立たされている。
そのような背景においては、狭い世界の中でのパイの奪い合いや利権争いは何も生まないであろう。
業界全体として如何に意思統一をし、共創するか、如何にして次の世代にとっての魅力ある業界作りを行うかが肝要となるのは明らかである。
そのような中、日本歯科医師会は①学びを支える、②人をつなげる、③働くを支える、の3つを柱に歯科医療界をバックアップする活動を行なっている業界団体だ。
今回、日本歯科医師会は今までのイメージを変え、大きく舵を切った。
これからの若い世代から優秀な人材を歯科業界に集めること、そして歯科医師を始めとする現役の歯科医療従事者を支援すること、その先に国民の幸せがあると本ムービーは物語っている。