2007年7月28日(土)、29日(日)の2日間にわたって行われたオッセオインテグレイション・スタディクラブ・オブ・ジャパン6thミーティングの抄録集。新たに選出された6名の正会員によるプレゼンテーションと、「待時埋入と即時埋入の適応を考える」というテーマのもと、わが国のトップクラスの臨床家が行った熱気あふれる講演を再録・再編集した。インプラントにおける外科・補綴・再生療法の最新データが凝縮された一冊。
会員発表

前歯部単独埋入インプラント治療の要点
市岡千春

ボーンアンカードブリッジによる
即時補綴が睡眠時の呼吸に与える影響
植田晋矢

プロビジョナルレストレーションによる
インプラント周囲軟組織形態の付与
大谷　昌

より確実な三次元的形態付与を
可能としたGBR法
殿塚量平

インプラントに必要な骨造成と
ソフトティッシュマネージメント
成瀬啓一

理想的な埋入ポジションを求めて
～インプラント形状と埋入手技の相関関係についての考察～
山羽　徹

シンポジウム1

補綴主導型から患者中心の
インプラント治療を目指して
武田孝之

歯槽堤欠損の予防
～抜歯部位のマネージメント～
奥田裕司

グラフトレスコンセプト
～ショートインプラント、傾斜埋入、All-on-4～
三好敬三

シンポジウム2

インプラントを基盤とした包括歯科臨床の実際
～より確実なインプラント治療を求めて～
上田秀朗、筒井祐介、矢守俊介

自験例1,140本から学ぶ即時荷重インプラント
成功へのプロトコールと審美的配慮
岡田隆夫

抜歯即時か抜歯待時か
～歯槽頂アプローチのサイナスフロアーエレベーション～
森田耕造

シンポジウム3

GBRの再考
水上哲也

インプラント埋入のタイミングと
周囲組織のマネージメント
石川知弘

患者の微笑みを求めて
～抜歯即時埋入の有効性～
林　揚春