一般歯科治療の中で矯正歯科治療を行う歯科医師も多くなっている昨今、歯科衛生士にも矯正歯科治療の知識がますます求められている。本書は第1~8章で歯科矯正学の基礎を、第9~16章で矯正歯科治療の概要を学び、第17~21章で診療補助の実際を図解した。とくに使用器具・材料についての記載は、類書にはみられない情報量を誇る。
第1章 歯科矯正学概論
1-1.歯科矯正学の定義
1-2.矯正歯科治療の歴史
1-3.不正咬合による障害
A.生理的障害
B.心理的障害
1-4.矯正治療の目的
第2章 顎顔面の成長発育
2-1.成長発育
A.成長発育の定義
B.成長発育のパターン
2-2.頭部(頭蓋)の成長発育
2-3.脳頭蓋の成長発育
A.頭蓋冠の成長発育
B.頭蓋底の成長発育
2-4.顔の成長発育
A.出生前(胎生期)の顔の形成
B.出生後の顔の成長発育
2-5.顎の成長発育
A.上顎の成長発育
B.下顎骨の成長発育
第3章 正常咬合
3-1.正常咬合の概念
3-2.正常咬合の種類
A.仮想正常咬合
B.典型正常咬合
C.個性正常咬合
D.機能正常咬合
E.歴齢正常咬合
3-3.正常咬合の成立条件
A.上下顎骨の正常な形態と成長発育
B.正常な歯の大きさおよび形態
C.歯の大きさと顎骨の大きさの調和
D.歯の正常な咬頭嵌合および隣接面の接触関係
E.歯周組織の健康
F.筋の正常な発育と機能
G.顎関節の正しい形態と機能
3-4.永久歯列期の正常咬合の特徴
A.一般的特徴
B.ヘルマンとフリエールの説
第4章 不正咬合
4-1.不正咬合の概念
4-2.歯の位置異常
A.個々の歯の位置異常
B.数歯にわたる位置異常
4-3.歯列弓形態の異常
A.狭窄歯列弓
B.V字形歯列弓
C.鞍状歯列弓
D.空隙歯列弓
4-4.上下歯列弓関係の異常
A.近遠心(前後)関係の異常
B.垂直(上下)関係の異常
C.水平(側方)関係の異常
第5章 不正咬合の分類
5-1.不正咬合の分類概論
5-2.慣用的な不正咬合の分類法(不正咬合の種類)
A.上顎前突
B.下顎前突
C.上下顎前突
D.過蓋咬合
E.切端咬合
F.開咬
G.交叉咬合
H.鋏状咬合
I.犬歯低位唇側転位
J.正中離開
K.叢生
L.対称捻転
5-3.臨床的な不正咬合の分類法
A.歯槽性不正咬合
B.骨格性不正咬合
C.機能的不正咬合
5-4.アングルの不正咬合の分類法
A.特徴
B.分類法
C.利点
D.欠点(批判)
第6章 不正咬合の原因
6-1.分類
6-2.遺伝的原因
6-3.先天的原因
A.先天異常
B.歯数の異常
C.歯の形態異常
D.口腔軟組織の異常
E.胎児の栄養障害および特殊疾患
6-4.後天的原因
A.全身的原因
B.局所的原因
第7章 口腔習癖
7-1.口腔習癖の概要
7-2.指しゃぶり
A.発現頻度
B.原因
C.拇指吸引癖の不正咬合や口腔機能への影響
7-3.舌突出癖
A.原因
B.不正咬合や口腔機能への影響
C.幼児型嚥下と成熟型嚥下
7-4.指しゃぶり、舌突出癖の指導・治療
A.筋機能療法
B.習癖除去装置
第8章 矯正力
8-1.矯正力の定義と分類
A.いわゆる矯正力と顎整形力
B.器械的矯正力と機能的矯正力
8-2.歯の移動方法(矯正力の特性)
A.力の大きさ
B.力の作用期間
C.力の作用分布
D.力の作用方向
第9章 診断学概論
9-1.診断の定義と進め方
9-2.初診
9-3.診査
9-4.形態的検査
9-5.機能的検査
9-6.症例分析
9-7.総合診断
第10章 診査
10-1.診査の概要
10-2.一般診査
A.主訴
B.家族歴
C.既往歴
D.現病歴
E.患者・保護者の心理
10-3.全身的診査
A.栄養・体格
B.成長発育状態
10-4.局所的診査
A.顔貌診査
B.口腔内診査
第11章 形態的検査
11-1.形態的検査の概要
11-2.顔面(規格)写真
11-3.口腔内写真
11-4.口腔模型
A.平行模型
B.顎態模型
C.セットアップモデル
D.口腔模型の検査の要点
11-5.エックス線写真検査
A.デンタルエックス線写真
B.パノラマエックス線写真
C.オクルーザルエックス線写真
D.顎関節エックス線写真
E.頭部エックス線写真
F.断層エックス線写真
G.手根骨のエックス線写真
H.軸位(オトガイ-頭頂方向)頭部エックス線規格写真
11-6.磁気共鳴画像
第12章 機能的検査
12-1.機能的検査の概要
12-2.顎運動
A.下顎位
B.運動路
C.早期接触
D.咬合音
E.機能分析法
12-3.筋機能
12-4.発音
第13章 症例分析
13-1.症例分析の概要
13-2.模型分析法
A.歯冠近遠心幅径の計測
B.歯列弓の幅径と長径の計測
C.歯槽基底弓の幅径と長径の計測
D.上下歯冠幅径の調和(トゥースサイズレシオの分析)
E.歯の大きさと歯槽基底の大きさの調和(アーチレングスディスクレパンシーの分析)
13-3.頭部エックス線規格写真分析法
A.計測点
B.基準平面
C.計測平面
D.分析法
第14章 矯正歯科治療に使用する器具・材料
14-1.矯正用器具
14-2.バンド製作のための鉗子類
A.バンド形成鉗子(バンドフォーミングプライヤー)
B.バンド賦形鉗子(バンドカンタリングプライヤー)
C.バンド追進器
D.バンド撤去鉗子(バンドリムービングプライヤー)
14-3.線屈曲のための鉗子類
14-4.結紮、歯間離開用鉗子類
14-5.線切断用鉗子類
14-6.その他の器具
14-7.矯正用材料
14-8.ワイヤー(線材料)
A.材質
B.形状
14-9.バンド材料
A.ロールバンド
B.膨隆付きバンド
C.既製シームレスバンド
14-10.プラケット
A.形態による分類
B.装着方法による分類
C.材質による分類
14-11.バッカルチューブ(頬面管)
14-12.その他の材料
A.エラスティック
B.レジン
C.スクリュー
D.コイルスプリング
E.銀鑞
F.鑞付け用熔剤・フラックス
G.ダイレクトボンティング剤
H.STロック
I.ロックピン
J.アップライティングスプリングピン
K.エラスティックモジュール
L.エラスティックスレッド
M.パワーチェーン
N.エラスティックセパレーター
第15章 矯正装置
15-1.矯正装置の種類
A.適用方法による分類
B.矯正力の発生源の種類による分類
C.抵抗源の部位による分類
15-2.唇側弧線装置
15-3.舌側弧線装置
A.構造
B.装置の種類
C.適応症と応用
15-4.顎間固定装置
A.上顎前突用顎間固定装置
B.下顎前突用顎間固定装置
15-5.マルチプラケット装置
A.エッジワイズ装置
B.ベッグ装置
15-6.顎外固定装置
A.上顎顎外固定装置(ヘッドギア)
B.オトガイ帽装置(チンキャップ)
C.上顎前方牽引装置
15-7.床矯正装置
A.""いわゆる床矯正装置""
B.咬合挙上板
C.咬合斜面板
D.保定床
E.スライディングプレート
15-8.機能的矯正装置
A.アクチバトール
B.バイオネーター
C.ビムラーのアダプター
D.フレンケルの装置
E.切歯斜面板
F.リップバンパー
15-9.トゥースポジショナー
15-10.拡大装置
A.急速拡大装置
B.緩徐拡大装置
第16章 保定
16-1.保定の定義と意義
16-2.自然的保定
A.筋の機能回復による保定
B.咬合による保定
C.歯周組織による保定
16-3.器械的保定
16-4.保定装置
A.可撤式保定装置
B.固定式保定装置
第17章 治療用器具・材料とその取り扱い方
17-1.バンド製作のための鉗子類とその取り扱い方
A.バンド形成鉗子(バンドフォーミングプライヤー)
B.バンド賦形鉗子(バンドカンタンリングプライヤー)
C.バンド追進器
D.バンド撤去鉗子(バンドリムービングプライヤー)
17-2.線屈曲のための鉗子類とその取り扱い方
17-3.結紮、歯間離開用鉗子類とその取り扱い方
17-4.線切断用鉗子類とその取り扱い方
17-5.その他の器具とその取り扱い方
17-6.ワイヤー(線材料)の種類とその取り扱い方
A.アーチワイヤー
B.唇側線
C.舌側弧線
D.弾線
E.クラスプ
F.リガチャーワイヤー(結紮線)
17-7.バンド材料の種類とその取り扱い方
17-8.プラケットの種類とその取り扱い方
17-9.バッカルチューブの種類とその取り扱い方
17-10.その他の材料の種類とその取り扱い方
A.エラスティック
B.レジン
C.スクリュー
D.コイルスプリング
E.ダイレクトボンティング剤
F.エラスティックモジュール
G.エラスティックスレッド
H.パワーチェーン
I.エラスティックセパレーター
17-11.電気溶接器とその取り扱い方
第18章 診療記録
18-1.診療記録の概論
A.診査・検査の前準備
B.診査の補助
C.形態的検査とその補助
D.機能的検査の補助
E.症例分析の補助
F.総合診断の補助
18-2.顔面写真(顔面規格写真)撮影の準備と補助
A.顔面写真と顔面規格写真
B.撮影の目的と時期
C.撮影の方向と条件
D.前準備
E.顔面規格写真の撮影を行う際の注意事項
18-3.口腔内写真撮影の準備と補助
A.撮影の目的と時期
B.撮影の方向と条件
C.前準備
D.注意事項
18-4.頭部エックス線規格写真撮影の準備と補助
A.撮影の目的と時期
B.撮影の準備と注意事項
C.現像の注意事項
D.透写図の作成(トレーシング)に必要な器材
E.透写図の作成(トレーシング)の前準備
F.透写図の作成(トレーシング)とその注意事項
G.計測点の設定
H.基準平面および計測平面の設定
I.分析
第19章 装置の装着
19-1.プラケットのダイレクトボンティング法による接着
A.接着剤の種類とその取り扱い方
B.プラケットの種類とその取り扱い方
C.接着方法
D.ダイレクトボンティング法に必要な器具・材料
E.ダイレクトボンティング法の手順と注意事項
19-2.バンドのセメントによる合着
A.歯間離開
B.バンドの製作と適合
C.チューブ類のバンドへの溶接
D.バンドのセメント合着
19-3.ワイヤーのブラケットへの装着
A.ワイヤーの種類とその取り扱い方
B.ワイヤーの装着方法
C.必要な器具・器材
D.手順と注意事項
第20章 装置の撤去
20-1.アーチワイヤーの撤去
A.必要な器具・器材
B.術式と注意事項
20-2.バンドの撤去
A.必要な器具・器材
B.術式と注意事項
20-3.プラケットの撤去
A.必要な器具・器材
B.術式と注意事項
第21章 矯正臨床における歯科衛生士の役割
21-1.矯正臨床における歯科衛生士の役割の概要
21-2.診断の補助
A.矯正治療前の説明と承諾(インフォームド・コンセント)の補助
21-3.矯正治療の補助
A.矯正装置の取り扱い方の指導
B.矯正装置のトラブルとその応急処置の指導
21-4.口腔衛生指導管理の補助
A.患者教育
B.刷掃指導と口腔衛生管理
21-5.口腔機能改善の補助
A.口腔習癖の除去
21-6.滅菌・消毒
21-7.事務管理
A.患者患者
B.口腔模型や装置製作用作業模型の管理
C.器具・器材の管理
参考図書
索引
第1章 歯科矯正学概論
1-1.歯科矯正学の定義
1-2.矯正歯科治療の歴史
1-3.不正咬合による障害
A.生理的障害
B.心理的障害
1-4.矯正治療の目的
第2章 顎顔面の成長発育
2-1.成長発育
A.成長発育の定義
B.成長発育のパターン
2-2.頭部(頭蓋)の成長発育
2-3.脳頭蓋の成長発育
A.頭蓋冠の成長発育
B.頭蓋底の成長発育
2-4.顔の成長発育
A.出生前(胎生期)の顔の形成
B.出生後の顔の成長発育
2-5.顎の成長発育
A.上顎の成長発育
B.下顎骨の成長発育
第3章 正常咬合
3-1.正常咬合の概念
3-2.正常咬合の種類
A.仮想正常咬合
B.典型正常咬合
C.個性正常咬合
D.機能正常咬合
E.歴齢正常咬合
3-3.正常咬合の成立条件
A.上下顎骨の正常な形態と成長発育
B.正常な歯の大きさおよび形態
C.歯の大きさと顎骨の大きさの調和
D.歯の正常な咬頭嵌合および隣接面の接触関係
E.歯周組織の健康
F.筋の正常な発育と機能
G.顎関節の正しい形態と機能
3-4.永久歯列期の正常咬合の特徴
A.一般的特徴
B.ヘルマンとフリエールの説
第4章 不正咬合
4-1.不正咬合の概念
4-2.歯の位置異常
A.個々の歯の位置異常
B.数歯にわたる位置異常
4-3.歯列弓形態の異常
A.狭窄歯列弓
B.V字形歯列弓
C.鞍状歯列弓
D.空隙歯列弓
4-4.上下歯列弓関係の異常
A.近遠心(前後)関係の異常
B.垂直(上下)関係の異常
C.水平(側方)関係の異常
第5章 不正咬合の分類
5-1.不正咬合の分類概論
5-2.慣用的な不正咬合の分類法(不正咬合の種類)
A.上顎前突
B.下顎前突
C.上下顎前突
D.過蓋咬合
E.切端咬合
F.開咬
G.交叉咬合
H.鋏状咬合
I.犬歯低位唇側転位
J.正中離開
K.叢生
L.対称捻転
5-3.臨床的な不正咬合の分類法
A.歯槽性不正咬合
B.骨格性不正咬合
C.機能的不正咬合
5-4.アングルの不正咬合の分類法
A.特徴
B.分類法
C.利点
D.欠点(批判)
第6章 不正咬合の原因
6-1.分類
6-2.遺伝的原因
6-3.先天的原因
A.先天異常
B.歯数の異常
C.歯の形態異常
D.口腔軟組織の異常
E.胎児の栄養障害および特殊疾患
6-4.後天的原因
A.全身的原因
B.局所的原因
第7章 口腔習癖
7-1.口腔習癖の概要
7-2.指しゃぶり
A.発現頻度
B.原因
C.拇指吸引癖の不正咬合や口腔機能への影響
7-3.舌突出癖
A.原因
B.不正咬合や口腔機能への影響
C.幼児型嚥下と成熟型嚥下
7-4.指しゃぶり、舌突出癖の指導・治療
A.筋機能療法
B.習癖除去装置
第8章 矯正力
8-1.矯正力の定義と分類
A.いわゆる矯正力と顎整形力
B.器械的矯正力と機能的矯正力
8-2.歯の移動方法(矯正力の特性)
A.力の大きさ
B.力の作用期間
C.力の作用分布
D.力の作用方向
第9章 診断学概論
9-1.診断の定義と進め方
9-2.初診
9-3.診査
9-4.形態的検査
9-5.機能的検査
9-6.症例分析
9-7.総合診断
第10章 診査
10-1.診査の概要
10-2.一般診査
A.主訴
B.家族歴
C.既往歴
D.現病歴
E.患者・保護者の心理
10-3.全身的診査
A.栄養・体格
B.成長発育状態
10-4.局所的診査
A.顔貌診査
B.口腔内診査
第11章 形態的検査
11-1.形態的検査の概要
11-2.顔面(規格)写真
11-3.口腔内写真
11-4.口腔模型
A.平行模型
B.顎態模型
C.セットアップモデル
D.口腔模型の検査の要点
11-5.エックス線写真検査
A.デンタルエックス線写真
B.パノラマエックス線写真
C.オクルーザルエックス線写真
D.顎関節エックス線写真
E.頭部エックス線写真
F.断層エックス線写真
G.手根骨のエックス線写真
H.軸位(オトガイ-頭頂方向)頭部エックス線規格写真
11-6.磁気共鳴画像
第12章 機能的検査
12-1.機能的検査の概要
12-2.顎運動
A.下顎位
B.運動路
C.早期接触
D.咬合音
E.機能分析法
12-3.筋機能
12-4.発音
第13章 症例分析
13-1.症例分析の概要
13-2.模型分析法
A.歯冠近遠心幅径の計測
B.歯列弓の幅径と長径の計測
C.歯槽基底弓の幅径と長径の計測
D.上下歯冠幅径の調和(トゥースサイズレシオの分析)
E.歯の大きさと歯槽基底の大きさの調和(アーチレングスディスクレパンシーの分析)
13-3.頭部エックス線規格写真分析法
A.計測点
B.基準平面
C.計測平面
D.分析法
第14章 矯正歯科治療に使用する器具・材料
14-1.矯正用器具
14-2.バンド製作のための鉗子類
A.バンド形成鉗子(バンドフォーミングプライヤー)
B.バンド賦形鉗子(バンドカンタリングプライヤー)
C.バンド追進器
D.バンド撤去鉗子(バンドリムービングプライヤー)
14-3.線屈曲のための鉗子類
14-4.結紮、歯間離開用鉗子類
14-5.線切断用鉗子類
14-6.その他の器具
14-7.矯正用材料
14-8.ワイヤー(線材料)
A.材質
B.形状
14-9.バンド材料
A.ロールバンド
B.膨隆付きバンド
C.既製シームレスバンド
14-10.プラケット
A.形態による分類
B.装着方法による分類
C.材質による分類
14-11.バッカルチューブ(頬面管)
14-12.その他の材料
A.エラスティック
B.レジン
C.スクリュー
D.コイルスプリング
E.銀鑞
F.鑞付け用熔剤・フラックス
G.ダイレクトボンティング剤
H.STロック
I.ロックピン
J.アップライティングスプリングピン
K.エラスティックモジュール
L.エラスティックスレッド
M.パワーチェーン
N.エラスティックセパレーター
第15章 矯正装置
15-1.矯正装置の種類
A.適用方法による分類
B.矯正力の発生源の種類による分類
C.抵抗源の部位による分類
15-2.唇側弧線装置
15-3.舌側弧線装置
A.構造
B.装置の種類
C.適応症と応用
15-4.顎間固定装置
A.上顎前突用顎間固定装置
B.下顎前突用顎間固定装置
15-5.マルチプラケット装置
A.エッジワイズ装置
B.ベッグ装置
15-6.顎外固定装置
A.上顎顎外固定装置(ヘッドギア)
B.オトガイ帽装置(チンキャップ)
C.上顎前方牽引装置
15-7.床矯正装置
A.""いわゆる床矯正装置""
B.咬合挙上板
C.咬合斜面板
D.保定床
E.スライディングプレート
15-8.機能的矯正装置
A.アクチバトール
B.バイオネーター
C.ビムラーのアダプター
D.フレンケルの装置
E.切歯斜面板
F.リップバンパー
15-9.トゥースポジショナー
15-10.拡大装置
A.急速拡大装置
B.緩徐拡大装置
第16章 保定
16-1.保定の定義と意義
16-2.自然的保定
A.筋の機能回復による保定
B.咬合による保定
C.歯周組織による保定
16-3.器械的保定
16-4.保定装置
A.可撤式保定装置
B.固定式保定装置
第17章 治療用器具・材料とその取り扱い方
17-1.バンド製作のための鉗子類とその取り扱い方
A.バンド形成鉗子(バンドフォーミングプライヤー)
B.バンド賦形鉗子(バンドカンタンリングプライヤー)
C.バンド追進器
D.バンド撤去鉗子(バンドリムービングプライヤー)
17-2.線屈曲のための鉗子類とその取り扱い方
17-3.結紮、歯間離開用鉗子類とその取り扱い方
17-4.線切断用鉗子類とその取り扱い方
17-5.その他の器具とその取り扱い方
17-6.ワイヤー(線材料)の種類とその取り扱い方
A.アーチワイヤー
B.唇側線
C.舌側弧線
D.弾線
E.クラスプ
F.リガチャーワイヤー(結紮線)
17-7.バンド材料の種類とその取り扱い方
17-8.プラケットの種類とその取り扱い方
17-9.バッカルチューブの種類とその取り扱い方
17-10.その他の材料の種類とその取り扱い方
A.エラスティック
B.レジン
C.スクリュー
D.コイルスプリング
E.ダイレクトボンティング剤
F.エラスティックモジュール
G.エラスティックスレッド
H.パワーチェーン
I.エラスティックセパレーター
17-11.電気溶接器とその取り扱い方
第18章 診療記録
18-1.診療記録の概論
A.診査・検査の前準備
B.診査の補助
C.形態的検査とその補助
D.機能的検査の補助
E.症例分析の補助
F.総合診断の補助
18-2.顔面写真(顔面規格写真)撮影の準備と補助
A.顔面写真と顔面規格写真
B.撮影の目的と時期
C.撮影の方向と条件
D.前準備
E.顔面規格写真の撮影を行う際の注意事項
18-3.口腔内写真撮影の準備と補助
A.撮影の目的と時期
B.撮影の方向と条件
C.前準備
D.注意事項
18-4.頭部エックス線規格写真撮影の準備と補助
A.撮影の目的と時期
B.撮影の準備と注意事項
C.現像の注意事項
D.透写図の作成(トレーシング)に必要な器材
E.透写図の作成(トレーシング)の前準備
F.透写図の作成(トレーシング)とその注意事項
G.計測点の設定
H.基準平面および計測平面の設定
I.分析
第19章 装置の装着
19-1.プラケットのダイレクトボンティング法による接着
A.接着剤の種類とその取り扱い方
B.プラケットの種類とその取り扱い方
C.接着方法
D.ダイレクトボンティング法に必要な器具・材料
E.ダイレクトボンティング法の手順と注意事項
19-2.バンドのセメントによる合着
A.歯間離開
B.バンドの製作と適合
C.チューブ類のバンドへの溶接
D.バンドのセメント合着
19-3.ワイヤーのブラケットへの装着
A.ワイヤーの種類とその取り扱い方
B.ワイヤーの装着方法
C.必要な器具・器材
D.手順と注意事項
第20章 装置の撤去
20-1.アーチワイヤーの撤去
A.必要な器具・器材
B.術式と注意事項
20-2.バンドの撤去
A.必要な器具・器材
B.術式と注意事項
20-3.プラケットの撤去
A.必要な器具・器材
B.術式と注意事項
第21章 矯正臨床における歯科衛生士の役割
21-1.矯正臨床における歯科衛生士の役割の概要
21-2.診断の補助
A.矯正治療前の説明と承諾(インフォームド・コンセント)の補助
21-3.矯正治療の補助
A.矯正装置の取り扱い方の指導
B.矯正装置のトラブルとその応急処置の指導
21-4.口腔衛生指導管理の補助
A.患者教育
B.刷掃指導と口腔衛生管理
21-5.口腔機能改善の補助
A.口腔習癖の除去
21-6.滅菌・消毒
21-7.事務管理
A.患者患者
B.口腔模型や装置製作用作業模型の管理
C.器具・器材の管理
参考図書
索引
歯科矯正学と診療補助
-
著者
柬理 十三雄
遠藤 敏哉 -
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
195ページ
-
サイズ
B5判
-
ISBN
978-4874176771
-
価格
4,620円(税込)