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JOB 2019/09/04

キャナルコート歯科クリニック|得意分野をもった歯科医師が集まることで、歯科はもっと良くなる

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東京都江東区に位置する豊洲。区画整理が進んだことで急速な発展を遂げ、今や都内でも有数の人気住宅地だ。昨年、市場の移転があったことでも大きな話題となった。

そんな豊洲に、歯科医師21名を擁する大規模な歯科医院がある。キャナルコート歯科クリニックは2003年、まだ同エリアが更地だった頃に開業。現在は2医院を構え、地域とともに発展し続けている歯科医院だ。


WHITE CROSSでは、クリニックを経営する医療法人社団天白会理事長・山田健太郎先生に、「歯科医師が集うことでできる医療」について伺った。

 

 

開業医でも大学並みの専門診療を

ーー先生の診療理念を教えてください

ひとことで言うと「エキスパート診療」です。

なんでも自分一人でやってしまう。あるいは、逆になんでも大学に送ってしまう。私が大学を卒業した頃は、そのような両極端な風潮がありました。しかしながら、いずれの場合も、真の患者利益につながっていないことが多いのではないかと考えていたんです。
私はそれを変えたかった。

歯科でも専門性がどんどん高くなっている時代だと思います。

 

  

 

ーー実際にどのようなドクターがいるんですか?

まず、小児歯科医が2名おります。実は豊洲は小学校や中学校がどんどん新設されていて、ファミリー世帯が多いんですね。

その他に、歯内療法専門医、口腔外科医、矯正医、歯科麻酔医などが活躍しています。院内ラボには歯科技工士がいます。

私自身も、日本口腔インプラント学会の専門医を取得しまして、骨移植が必要なケースやAll-on-4などの難症例に対応しています。

 

そしてもちろん、主役となるGP(総合診療医)がいちばん多いです。

同じ空間にいつも専門医がいるので、ディスカッションが活発にできるんです。自分の患者を送ってお終いではなく、GPと専門医の境界についてアドバイスを取得したりすることで、質の高い医療が実践できますし、GP自身のスキルも向上していきます。

 

専門医と症例について日常的にディスカッションが行われる

 

離島で磨いた歯科医師の腕

ーー先生の卒後キャリアを教えてください

大学卒業後は、部活の先輩の縁で保存修復科に入局しました。

そうしたところ、2年目から伊豆諸島の新島(当時人口3,000人)と式根島(当時人口600人)に、医局の派遣で行くことになったんです。

新島には常勤の先生がいて、マンツーマンで指導いただきました。義歯から抜歯まで、それこそ歯科医師のベースとなる、ありとあらゆる症例を経験しました。

一方、式根島では基本一人ですべての治療を行いました。旅館に泊まるんですが、旅館から呼び出されて診療することもありましたね。

大学の専門診療と、離島診療と。双方をバランス良く経験することができ、今思うと非常に密度の濃い4年間でした。

 

 

ーー先生の開業ストーリーを教えてください

16年前、ちょうどこのエリアは再開発をしていて、そこで歯科医院を作らないかという話をもらったんです。

現地に見学に行ったときは、まだショッピングセンターの建物はおろか、まったくの更地で。不安がなかったと言えば嘘になりますが、「これから発展する街」「新住民の歯科医療ニーズ」を確信したので、開業を決めました。

 

開業後、軌道に乗ってきた頃に、3.11の東日本大震災がありました。

豊洲の近くには、家を追われた東北の方々の仮設住宅があったんです。患者さんの期待に応えるというのが我々医療従事者の使命ですから、マンション住民だけでなく、仮設住宅にお住まいの方々のケアにも取り組みました。

東北に戻った今でも定期的に通ってくださる方がいて。この仕事をやっていて良かったなと思う瞬間ですね。

 

 

ドクターが離れない!働きやすい診療環境

ーードクターが多数在籍していますが、どのような医院づくりをしているんですか?

研修医であっても早く一人前になれるように、どんどん経験させるスタンスです。

一方で、治療時間は院長や受付が決めるのでなく、各ドクターの裁量に任せています。保険治療だから・・といった理由で詰め込まないんですね。

時間がないと、どこか省かれてしまうと思うんです。説明であったり、治療のディティールであったり。

 

数字は後からついてくるものですし、実際みんな後からついてきています。

勤務医の先生の半数が、経済的にも開業医の平均と同等水準になっていますね。

 

 

 

ーーどうしたらそんなスキルが身につくのでしょうか?

まず、環境を整えることではないかと。

前述の「エキスパート診療」を実践することで、専門医レベルの視点が身につきますし、GPの先生でも得意分野は必要だと思っています。

  

オペのアシストにつきながら術式を学ぶことができる

 

これは歯科医師に限らないことで、歯科衛生士も1人1台のユニットを持ち、歯科衛生士業務に専念しています。診療補助は基本歯科助手が行い、院内清掃は専門の業者に依頼しています。

 

また、良い仕事をするためには休暇も大切です。スタッフが多いため休みを取りやすく、有給消化率は当然100%。ドクターも長期の休みを取っています。シンガポール、ハワイ、石垣島などへ社員旅行へ行ったこともありますね。これも環境整備の一環です。

 

そして何より、勉強したい先生の後押しを惜しまないようにしています。

私自身、歯科医師としての成長を止めることなく勉強の真っ最中です。ですので、向上心のある若い先生はウェルカムです。

 

 

ーー実際に勤務ドクターにお話を聞いてみました!

 

若松怜子先生(左)風通しのよい職場だと思います。様々な専門医の先生も多く、積極的にコミュニケーションを取っていけばかなり多くのことが学べると思います。

みなさん本当に優しいので、色々教えていただけます。今は教えていただいてばかりですが、いずれは義歯の専門医を取得して、この医院で「義歯のことなら若松先生」と言われるようになりたいです。

 

深町力先生(右)とても開放的な職場ですが、その分やる気があるかどうかは大切だと思います。専門医が多いですが、専門分野がはじめから定まっていなくても良いと思います。逆に、様々な専門医を間近で見ることで、だんだんとやりたいことが見つかると思います。

 

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本記事を読んで興味を持った方は、下記サイトからアクセス もしくはエージェントへご相談ください。

 

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