WHITE CROSSの歯科専用求人サイト「デンタルスタイル」です。
早いもので年末を迎え、2021年の計画や準備に入られている医院様も多いのではないでしょうか。
直近の歯科採用マーケットの状況としては、コロナの罹患者数は秋口から増えてはいるものの、春先のような採用の手控え感は見られません。しかし、未曾有のウイルスによる変数や不安もまだまだ多く、中期的にはどの業界も採用が難しくなることが予測されています。採用に関しては、継続的に準備をすることが得策です。
事例6 マメな連絡を怠り、他院に行ってしまった例
・
・
・
デンタルスタイルが聞いた応募者の本音
「先生の人柄や条件も悪くないですし、医院もこれから大きくなると聞いたので、今後も安定するかなと思って一度は決めたんです。でも1ヶ月後に、別の医院からお声がけいただいて...。もちろん内定をもらっていたのでとても迷ったんですが、そっちの先生のほうが熱心に誘ってくださったので、申し訳ありませんが、入職を辞退しようと思います。」
デンタルスタイルでは、もともとの転職理由が当初の医院様にマッチしていることを再確認していただきました。また、直前の辞退は想像以上に多くの方を巻き込んでご迷惑をおかけすることになるため、その点に関してもお伝えしましたが、お気持ちは変わることがありませんでした。
今回のポイント
一度内定した方が辞退するということは、多くはないものの、稀に発生する事例です。その理由の多くに、内定者に「考える時間が多かったこと」が挙げられます。考える時間があればあるほど、一度は就職先が決まったとしても、「ここで本当にいいのかな」と不安になることも多いようです。
今回は、少し期間が開いてしまう場合の事態を防ぐためののポイントを3つご紹介します。
1. 入職日を早める
入職のタイミングは求職者と医院の都合を合わせる必要があるため、無理する必要はありませんが、可能であれば、入社日までに間を開けすぎないよう調整してみることは大切です。
今回のケースのようにどうしても3ヶ月以上の期間が開く場合は、その期間のフォローが必須になることを事前にご認識いただけていれば、問題なく入職日を迎える確率がより高くなります。
2. 入職日まで、入職意識を落とさないようにフォローする
入職して、定着してこそ「成功」です。まずは入職日を無事に迎えられるよう、そして入職日以降のスタートダッシュをスムーズに切れるように準備をしていきましょう。
そのためには、とてもベーシックな手段ですが、入職日までの間に、相手との接点頻度を増やすことが重要です(※何度も繰り返し接点を持つことによって好印象を持たれることを、心理学では「単純接触効果」と言う言葉もあるほど、効果的です!)。
具体的には、まずLINEなどの連絡手段でつながることです。1 to 1だとご不安な先生であれば、スタッフさんも巻き込んでグループを作りましょう。
その上で、見学やアルバイト勤務、勉強会、研修、社内イベントなどに誘ったり、情報を共有することで、接点頻度を落とさないようにしていきます。積極的なつながりが難しい先生は、2週間に1回程度、定期的にメールやお電話で状況に変わりがないかの確認連絡を入れておきましょう。
雇用契約書を交わす際の連絡のやりとりなども、有効に使える口実になりますよ。
3. 誠実に思いを伝えて、待つ
接点頻度などのでフォローをすることの必要性がわかったとしても、忙しい診療の合間ではなかなか手が回らないですよね。かといって、スタッフにすべてを任せるのも少し違う気もします。
そこで奥の手です。内定の連絡した際、あるいは面接の時点で決まっているのならその際にでも、「あなたに来て欲しいんだ」「あなたに任せたいんだ」という気持ちを、言葉にして伝えましょう。「自分が求められている」とわかると、求職者はやはり嬉しいものです。
不朽のベストセラー『人を動かす』でも、重要感を持たせることの重要性について書かれています。ただ、口先だけの特別感演出は見破られてしまいます。本心で、誠実に思いを伝えましょう。
お仕事をお探しの方はこちら
デンタルスタイルはWHITE CROSSが運営する求人紹介サイトです。歯科専門ですので、安心してご利用いただけます。
開業医の先生への採用サポートはこちら
デンタルスタイルへの求人票掲載は無料です。何かと面倒な求人票作成も代行可能で、WHITE CROSS上にも掲載。気になる採用時の料金はお手頃な5万円〜ご用意しています。まずは求人票作成からお気軽にお申し込みください。