この記事のポイント ・歯科開業医ネットワークは、歯科医院経営で重要な「自費」「初診」「メインテナンス」を増やす経営ツールを格安で提供している。 ・患者数が5~10%減少予測される2035年までに取り組みたい歯科医院の仕組み化とは? ・患者さんの「歯に対する意識」を変える仕組み化は、地域1医院限定なのでご興味のある方はお早めにお申し込みを。 |
はじめに
歯科医院を経営している歯科医師であれば、メインテナンスや自費治療の患者さんを増やし、治療を中断する方を減らしたいという気持ちは、誰でももっているかと思います。当然患者さんの「歯に対する意識」は高い方が、自費治療やメインテナンスの受診率が高く、自費治療やメインテナンスの受診率は高く、中断も少ないはずです。
ただ、この患者さんの「歯に対する意識」は、果たして上げることができるのでしょうか?そのことについてお伝えする前に、そもそもなぜ経営の仕組み化が大切なのかということから考えていきたいと思います。
今回ご紹介する「歯科開業医ネットワーク」は、歯科医院経営で重要な「自費」「初診」「メインテナンス」の患者さんを増やす経営ツールを格安で提供する、地域で1医院限定の個人歯科開業医のネットワークです。
会員になることで、すぐに利用することができ、売上に直結するさまざまな資料が届きます。
これからの時代、歯科医院に必要なこと
今の歯科業界は、昔と比べると競争が激化しています。また、ここ3年程度で開業コストは昔よりも格段に上がっています。
データから予測すると、2030~2035年には1歯科医院あたりの患者さんの数は、5~10%減少します。
何より今は開業コストだけでなく、材料や追加設備コストも高くなっています。つまり、歯科医院がさまざまなコストアップについていけず、借金の返済が遅くなってしまう傾向にあるのです。
こんな時代だからこそ、意識した方が良いポイントが3つあります。
① メインテナンス患者を増やす
② 紹介と再初診を増やす
③ 自費率をアップさせる
多くの先生は「初診、初診」と初診数に目がいきがちです。もちろん初診は大切です。
一方で、経営状況が右肩上がりの医院においては、上記の3つを意識して仕組み化しています。
患者さんの「歯に対する意識」を仕組み化するには?
とはいっても、実際にメインテナンスや自費、紹介や再初診数を改善するにはどうしたら良いのでしょうか?
それは、患者さんの「歯に対する意識」を変えることです。
よくあるのは、スタッフの方から患者さんに伝えてもらう方法ですが、そこには以下のような2つの問題があります。
・スタッフが熱量なく伝えているケースがあり、患者さんにとって良いイメージにならない
・スタッフ教育が大変で、途中で辞めてしまうスタッフが出てくる
このような問題が出てきて、長続きしない医院が多いです。
歯科開業医ネットワークの取り組み
歯科開業医ネットワークに入っている351の歯科医院は、以下の仕組み化で患者さんの「歯の対する意識」の価値観を高めています。
・待合室やユニットの横に、歯の教育ポスターを貼る
・初診の方に、滅菌など自院のポイントをチラシで伝える
・神経の価値や歯周病のリスクなどを小冊子で伝える
・子どものむし歯予防の大切さやセラミック治療の違いを小冊子で伝える
・ユニットや待合室で歯の教育動画を流す
ユニット横の歯の教育ポスター
神歯周病のリスクを小冊子で伝える様子
「歯に対する意識」を高める小冊子の中身
もちろん、これらの仕組みに先生や助手さんの説明がプラスされると、さらに高い効果が期待できます。
まずは労力を減らして仕組み化で結果を出すのが大切です。周りに新規開業の医院が増える前にやるからこそ、先生の歯科医院に大きなアドバンテージができます。
簡単に導入できる患者さんの気持ちと行動を変える仕組み
歯科開業医ネットワークは、すでに351の歯科医院が参加。登録できるのは地域1医院限定のため、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
執筆者
歯科医師の開業の悩みを解決する為に、歯科医『開業成功バイブル』で無料メルマガで情報発信。すでに登録者が1000名を超える。
他にも自費150万セミナーや開業成功塾など、競争の激しい歯科業界で圧倒的に勝つ方法を伝えている。それと同時に、一般社団法人歯の寿命をのばす会を設立して、日本人の歯の寿命を延ばす取り組みを実践中。
患者さんと歯科医師の両面に価値がある方法を伝えるのがモットー。