読者の皆様、こんにちは。歯科医師の中原維浩です。
デンタルダイヤモンド、歯科医療総研、ホワイトクロスという歯科の各メディアとコラボして、「歯科物販」というブルーオーシャンに全国の歯科医院様と取り組んでおります。どうぞよろしくお願いします。
本連載の概要として、
まずデンタルダイヤモンド本誌にて、歯科物販に関する理論と私のコンサルティングした医院のディスプレイの問題点を説明しております。
そしてこちらWHITE CROSS上にて、写真や動画を用いて問題点の解決方法をご説明させていただく企画です。
片方ずつでも理解できるようにしておりますが、両方お読みいただくことでより理解が深まりますので、ぜひお手にとってください!
前号では、歯ブラシについて解説しました。
今号では、「タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなど」について解説しています。
それではさっそく今月のディスプレイをご紹介します。
ディスプレイクイズ 問題提起編
千葉県・K歯科医院
物販ディスプレイ:本院
物販ディスプレイ:分院①
物販ディスプレイ:分院②
本院のディスプレイは、右の棚のものを患者さんがとりづらいという問題点、
二つの分院のディスプレイは、ガラス内が暗く見づらいことや、右側の陳列内容に問題点があると考えられます。
どのように改善すればより良いディスプレイになるでしょうか?ご自身の医院に置き換えて考えてみてください。
ディスプレイクイズ 解答編
after:本院
before/afterの比較
[改善の箇所]
・売り場での商品陳列ゾーンを意識した(解説動画参照)
・一番上の段にアイキャッチを置き、その下に背の高い商品を並べた
・2段目の棚を外し、フックにて高さを出してボリューム感を出した
after:分院①
レジ下のライティング
ライティングしたディスプレイの設置
[改善の箇所]
・分院では照明の力を利用するため、レジ下のディスプレイに照明を設置した
・物理的清掃ケアグッズと化学的清掃ケアグッズを分けて陳列した
after:分院②
ライティングとディスプレイの変更
[改善の箇所]
・手に取れないガラスケース内は遊び心を持たせ、床矯正装置と顎の模型で乳児の口腔内の発育の過程を表現した
・物販ディスプレイが離れているため、そちらも改善を加えた
ミニレクチャーと今回のまとめ
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デンタルダイヤモンド・WHITE CROSS 編集部では、中原先生に診断してもらいたい物販ディスプレイを募集しています。
この機会に自院のディスプレイを見直したい方はぜひ下記のフォームより応募してみてください。
※ 2018年12月をもちまして、ご応募の受付を終了しました。
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