咬合病(occlusal disease)
読み
こうごうびょう
説明
Guishet(1966)が名付けた、咬合の不調和に起因する顎口腔機能異常によりもたらされる種々の病態の総称。いわゆる「顎関節症」を含み、発症に精神的ストレスも関与すると考えられている「一般的に複数の症状を有する症候群」と定義されている。
症状としては、以下の項目などが挙げられる。
・ブラキシズムとそれに伴う過度の咬耗
・筋の疼痛や疲労感
・顎関節の雑音や疼痛
・開閉口などの下顎運動障害
・肩こり
・頭痛
・情緒不安定