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下顎孔伝達麻酔

下顎孔伝達麻酔

読み

かがくこうでんたつますい

説明

下顎孔伝達麻酔注射の従来法には、反対側小臼歯から下顎孔周囲に薬液注入する直接(直達)法と間接(3進)法がある。

近年では、簡単で安全な注射方法として「下歯槽神経近位伝達麻酔法」が報告されており、注射針を反対側大臼歯部方向から10mm刺入、下顎小舌基部の手前へ刺入し、翼突下顎隙近位端に薬液を注入する。なお、この麻酔法で下歯槽動静脈を損傷することはないが、舌神経を損傷する可能性はある。