スタンダードプリコーション Standard Precaution
読み
すたんだーどぷりこーしょん
英語(スペル)
Standard Precaution
説明
スタンダードプリコーション(標準予防策)とは、感染の有無や病態にかかわらず、すべての患者に適用される感染対策。
血液や体液、汗を除く分泌物、排泄物、損傷のある皮膚、粘膜等の湿性生体物質は、病原体を含んでいる可能性が高いため、常に感染の可能性があるとみなして対応する方法。
1996年にCDC(米国疾病管理予防センター)が提唱した概念であり、「感染が問題となる微生物には潜伏期間が存在する」「湿性物質には未知の病原体が存在する可能性がある」という考え方に基づく。