メイナードの分類 Maynard's classification
読み
めいなーどのぶんるい
英語(スペル)
Maynard's classification
説明
歯肉と歯槽骨の厚みの状態によって、歯肉退縮のリスクを示す分類のこと。
Type1〜Type4の4つに分類され、Type1がもっとも低いリスク、Type4がもっとも高いリスクとされている。
Type1:歯槽骨が厚く、付着歯肉も十分にある (リスク低)
Type2:歯槽骨は厚いが、付着歯肉は少ない (リスク中)
Type3:歯槽骨は薄いが、付着歯肉は十分にある (リスク中)
Type4:歯槽骨が薄く、付着歯肉も少ない (リスク高)
この分類は絶対的な数値の比較ではないが、歯周外科処置の必要性を決定する指標となる。
遊離歯肉移植術(FGG:Free Gingival Graft)や結合組織移植術(CTG:Conective Tissue Graft)を行うことで、Type4にあたる部位をType3に変化させ、安定した歯周組織の環境を得られる。